ネットショップ費用比較：BASE新プラン（グロースプラン）発表

 これまでのBASEプラン

数々のネットショップサービスがある中でこれまでBASEの特徴・セールスポイントは
初期費用・月額費用が完全無料ということでした。

商品が売れた時のみ販売手数料という形で売上金額の数パーセントを支払う形になります。

これは事業を始めたばかりの方や売り上げが安定していないオーナー様にとっては余計なコストがかからずリスクなくネットショップを始める事ができます。
そのため初めてのネットショップはBASEでという方が多かったのではないでしょうか。

初期費用・月額費用が完全無料のBASEですが、商品売上時に決済手数料＋システム使用料が6％強かかります。
BASE以外のネットショップサービスには月額使用料を支払う事で3％強の販売手数料の所もあるので、ある程度売り上げが出てきたショップ様にとっては少し割高に感じる傾向がありました。

ネットショップ手数料比較(2022/2/17時点初期費用）

ネットショップサービス各社の費用をまとめたものです。

初期費用・月額費用無料のネットショップサービスはSTORESとカラミーとBASEになりますが、各社決済手数料の差はほとんどありません。

BASEはほとんどの機能や独自ドメイン利用が無料で利用できるのに対し、２社は有料になったり制限がある場合がほとんです。

その為、独自ドメインや豊富な機能を利用できるという点でBASEの方がお得に感じる方が多かったと思います。

決済手数料はクレジットカードでの支払いについて記載。
月額使用料は１か月あたりの（まとめ割なし）費用を記載。

	初期費用	月額使用料	決済手数料
BASE	0	0	6.6% + 40円
STORES	0	0	5％
	0	2,178円	3.6％
Shopify	0	約3,200円	3.15%～
カラーミー	0	0	6.6% + 30円
	3,300円	7,945円 3,300円	4％~
MakeShop	11,000円	11,000円	3.19％

BASE新プラン（グロースプラン）

これまでほとんどすべての機能を無料で利用可能にすることでBASEは他社との差別化をしてきました。

実際、リスクなく初期費用・月額費用不要でネットショップを開設したいオーナー様にとってはBASEは人気があります。

しかし売上がある程度あるショップオーナー様の中には他社で月額費用を支払っても決済手数料を抑えたいと考える方もいます。
売上が多いほど支払う決済手数料も多くなるので、月額費用を支払っても決済手数料を抑えた方が利益が多くなるショップオーナー様は他社を選択されていました。

そんな中、４月からの新プラン（グロースプラン）が発表されました。

BASE新プラン（グロースプラン）の概要

提供開始日： 2022年4月予定

対　　　象： 「BASE」加盟店

手　数　料： 決済手数料2.9%+月額サービス利用料5,980円

備　　　考：従来の無料プランとの自由選択可能

決済手数料2.9％は業界最安値水準と言えます。

ネットショップ手数料比較(2022/４月以降）

初期費用・月額費用無料サービスと初期費用・月額費用有料サービス別でそれぞれまとめました。

決済手数料はクレジットカードでの支払いについて記載。
月額使用料は１か月あたりの（まとめ割なし）費用を記載。

	初期費用	月額使用料	決済手数料
BASE	0	0	6.6% + 40円
STORES	0	0	5％
カラーミー	0	0	6.6% + 30円

カラーミーも４月から新料金プランになるようです。

具体的にはこれまで独自ドメインや常時SSL化などを利用するには毎月オプション料金を支払う必要がありましたが、オプション込みの月額使用料へと変更になりました。

	初期費用	月額使用料	決済手数料
BASE	0	5,980円	2.9%
STORES	0	2,178円	3.6％
Shopify	0	約3,200円	3.15%～
カラーミー	3,300円	9,595円 4,950円	4％~
MakeShop	11,000円	11,000円	3.19％

まとめ

BASEによりますと、月の売上が17万円を超えると従来プランよりもグロースプランの方が手数料を抑えられるそうですので検討してみてください。

これまで新サービスを次々と発表してきたBASEですが2022年も続きそうです。

これからのBASEが楽しみです。